テーブルマナーの絵本

あらすじ・感想・おすすめポイント

『たんけん!本のまち』とは

子育て中の親たちが、新しい本との出会いにつながるような特集や、おすすめしたい子どもの本の感想をご紹介しています。

テーブルマナーの絵本

作・絵:髙野 紀子  
出版社:あすなろ書房

created by Rinker
あすなろ書房
¥1,760 (2024/12/22 15:07:44時点 Amazon調べ-詳細)

動物たちのイラストで「テーブルマナー」が グッと身近になる一冊

そろそろテーブルマナーを教えたいけれど、食事のときに注意をするとへそを曲げて食べなくなっちゃって…。

きいす

それなら、親子で絵本を読んでみるのはどうでしょう?

テーブルマナーって、ちょっとドキドキ。
写真だと…ハードル高いなぁ、難しそうだなぁって、感じませんか?

この本には、写真はひとつも載ってません。「先生」も出てきません。

登場するのは動物たち。
かわいい動物たちと一緒に、お茶碗の持ち方や焼き魚の食べ方を学びます。

イラストはほんわか可愛いけれど、内容は本格的。
写真にも引けを取らないくらい、詳しくわかりやすく説明してくれています。


「春を味わう」のページには 筍掘りや桜餅、「夏を味わう」のページには トマトやすいか。
親子で本を眺めるだけでも、季節の行事や旬の食べものを知ることができます。

我が家では、子どもが5歳の頃から読み聞かせ絵本のひとつとして一緒に読んでいました。
やさしい色使いで、寝る前の読み聞かせにも。
ルビ付きなので、小学生になればひとりでも読めます。


いままで意識したことありませんでしたが、よく見るとうちの本棚には食べ物が出てくる絵本がいっぱい。
娘も息子も、超が付くほどの食いしん坊に育ったのは絵本の影響かも!?

食育のはじめにおすすめの一冊です。

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あすなろ書房
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このガイドを書いた人

てくてく書店 きいす

学習まんがを中心に、楽しく読んで学びにつながる本をご紹介します。
本が好きな子どもたちの母。『たんけん!本のまち』代表。