わけがわかる中学英語

あらすじ・感想・おすすめポイント

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子育て中の親たちが、新しい本との出会いにつながるような特集や、おすすめしたい子どもの本の感想をご紹介しています。

わけがわかる中学英語

編集・出版社:学研プラス

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学研プラス
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「なんで?」を学校では習わない。けれど「なんで?」がわかると英語はたのしい。

中学生から本格的に学習が始まる英語という教科。小学校までの英語とはまるで違い、文法の理解が必要になり、それを正しく使えるようになることがとても大切です。けれど、「子どもが理解したいこと」って型通りの文法じゃないことが多いんです。

「ねえ、なんで人の名前や地名は大文字で始まるの?」これくらいは私も答えられました。

けれど・・・
「I(私)だけなんで絶対に大文字なの?」「なんで13からteenがつくの?なんで11からじゃないの?」

かすみ

な・・・なんでだろう??

中学1年生の息子からの「なんでなんで攻撃」が止まりません・・・しかし、いわゆる詰め込み教育で英語を学習した私はその素朴な疑問に対応できなかったのです。

語学の勉強においてすべてを紐解きながら学ぶことは難しいでしょう。私も思わず「そんなに追究したいなら言語学者になってくれ・・・」と言ったことは数知れず。それでも息子の純粋な「なんで?」は大切な感情だし、私自身も知りたい。

そんな時に出会った本が「わけがわかる中学英語」です。

「I go to school.」のschoolの前にaとかtheがつかない理由になるほどと唸り、牧場の牛はcowなのに牛肉はbeef・・・だけど、鶏はchickenで同じである理屈にそうだったんだ!と感嘆します。

この本ですべての謎が解けるわけではありませんが、中学で出会う英語の「なんで」がぎっしり詰まっています。

息子は「おもしろいっ!こういうことを知りたかったんだよ!」と食い入るように読んでいました。みなさんも英語の「なんで?」を楽しんでみてください。

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このガイドを書いた人

まねびBOOKS かすみ

中学生・小学生の二児の母。子どもが生まれるまでは教育業界に身を置いていたので、いまでも面白い教育本や学習マンガを探すのが趣味です。
まねしたい学習方法やおすすめの参考書を共有するマガジン「まねび茶屋」をnoteでねこさんと共同運営しています。