リモコン
「たんけん!本のまち」とは
子育て中の親たちが、新しい本との出会いにつながるような特集や、おすすめしたい子どもの本の感想をご紹介しています
あらすじ・感想・おすすめポイント
リモコン
作:新井 洋行
出版社:くもん出版
我が家でも大ウケ!リモコンごっこを親子で楽しめる絵本「リモコン」
小さい子って、リモコンをいじりたがりますよね。
うちの息子も1歳くらいのときにTVのリモコンにハマりました。
本物のTVリモコンを壊されそうで、息子用に音が出る玩具のリモコンを買ってあげたところ、食いつかず💦
結局「本物じゃないといやだー!」となっていましたね😅
さて今回は、この夏に発売されたばかりの斬新な絵本「リモコン」をご紹介します。
どんな絵本?
この絵本はリモコンなんです。
うそだとおもうなら、ボタンを押してみて。
きみの前にいる人に向かって、
ほらこの「へんなかおをする」ボタン。ピッ!
ね、リモコンだったでしょ。
この絵本に搭載されたリモコンは、なんと10種類。
怒ったり泣いたりの、いろんな顔リモコン。
「ドンッ」「ムニュ」「プー」「ブリブリ」面白い音リモコン。
あんなポーズ、こんなポーズ、のポーズリモコン。
おばけやロボットに変身!ものまねリモコン。
「ケロケロ」「コケコッコー!」「パオーン」動物の鳴き声リモコン。
リモコンボタンで相手を動かせるので、もう楽しいったらないのです!
なんのボタンなのかが絵で見てわかるので、小さい子もすぐに使いこなせるようになりますよ。
かわいい時期の子どもと笑い合える!
子どもをリモコンで動かす楽しさは格別✨
3歳の息子はいつもノリノリで動いてくれるので、もう本当にかわいいんです!
息子に向かって「おどる」「ジャンプする」「まわる」のボタンを連打して汗だくにさせてみたり、まだぎこちない「ロボット」のモノマネに癒されたり、楽しみ方は無限です。
逆に子どもにリモコンをピッとされて、大人が反応するのもいい運動に。
連打されてヒィヒィ言いながら役になりきる私に息子は笑い転げています🤣
2〜5歳頃の子どもがいる家庭には本当にオススメ。
親子や兄弟でいっぱい遊べて、かわいい時期の思い出が増えると思います。
私は本屋さんで見つけて即買いでした!
親子の幸せ時間をくれるリモコン絵本。
ぜひ手にとってみてくださいね。
この記事を書いたブックガイド
ことり絵本堂 笹原ゆう
3歳の息子と小学生の娘の母。
家のソファや階段に腰かけて、子どもと絵本を読む時間が好き。
お気に入りの絵本や気付きのあった絵本を中心にご紹介しています。