やさしい中学英語

あらすじ・感想・おすすめポイント

『たんけん!本のまち』とは

子育て中の親たちが、新しい本との出会いにつながるような特集や、おすすめしたい子どもの本の感想をご紹介しています。

やさしい中学英語

著:いのうえじゅんいち
出版社:学研プラス

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まるで授業をそのまま受けている感覚になれる参考書

参考書マニアの私が人生で出会った最もおススメしたいのがこの『やさしい中学英語』です。

先生と生徒2人との会話形式で進むので読みやすいんです。
まるでそのまま授業を受けている感じ。ちょっとうっかりで英語が苦手なお兄ちゃんとしっかりものの妹、ポイントをしっかり押さえながら説明してくれる先生のやりとり。

ただ丸暗記をするのではなく、理解を深める参考書。
けれど、いくら理解しても覚えなくてはいけない部分は「これはそのまま覚えよう!」と言い切ってくれます。覚え方のコツもちゃんと載っています。

私は中学校2年生の女の子の家庭教師をしているのですが、受け持った頃から徹底しているのでが、主語・述語への意識です。

この本でも初めにしっかりとここを叩き込んでいきます。正直、この本があれば、私の説明なんか必要ないってほどわかりやすいです。

かすみ

この本を友人に紹介したら、「それ、春休みだけ来てもらった家庭教師に買ってくださいって言われたのと同じだ。」と言われました。
ちなみにその先生は、国立大学医学部の学生さんで「僕はこれで英語が得意になったので、すごくおススメです」と言っていたそうです。

それから・・・この本をおススメしたいもう一つの理由。それは英語のみならず学習の姿勢を教えてくれるからなんです。

最初からできる人はいないんだよ。見た瞬間に難しいって思っちゃうと、その時点で本当に何倍も難しい問題になっちゃうんだ。できるはずの問題ができないのは、こういうことが理由になっている場合が多いから気をつけようね

本の中からこんな風に語りかけてくれる先生と英語を学んでみませんか?

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このガイドを書いた人

まねびBOOKS かすみ

中学生・小学生の二児の母。子どもが生まれるまでは教育業界に身を置いていたので、いまでも面白い教育本や学習マンガを探すのが趣味です。
まねしたい学習方法やおすすめの参考書を共有するマガジン「まねび茶屋」をnoteでねこさんと共同運営しています。