はじめてのうちゅうえほん
「たんけん!本のまち」とは
子育て中の親たちが、新しい本との出会いにつながるような特集や、おすすめしたい子どもの本の感想をご紹介しています
あらすじ・感想・おすすめポイント
はじめてのうちゅうえほん
絵:てづか あけみ
監修:的川 泰宣
出版社:パイ インターナショナル
親子で「うちゅう」の探検してみませんか?
「うちゅうってなに??」
息子が幼稚園の年長さんだった頃、こんな質問をされました。
「え?う、宇宙はね・・・」全然答えられない私。
え?ビッグバンから話すの?いやいや、そもそも私もわかってない
そんな質問をされてから何日か経った頃、生協のチラシに紹介されていたのが「はじめてのうちゅうえほん」でした。
紹介文を読んでみると、年齢的にもピッタリだったのでこれもご縁だなと思い、購入してみたのですが、予想以上に面白かったんです。
男の子が空を見上げるところから本は始まります。
果てしなく広がる空の先への冒険。
まずは月。そうお月様。いつもいつだってやさしいおつきさま。
「月の大きさって知ってた?」
「地球の4分の1だって」
「4分の1ってなに?」
「月では重さが6分の1になるんだって」
「重たいものも軽々持ち上げられちゃうね」
「おすもうさんもぽわんって浮いちゃうかもね」
次は太陽。おひさま。
「たいようは星たちのボスだって」
「ひゃー!太陽って6000℃もあるの?」
「ちょくせつ見ちゃダメなんだよね」
すいせい、きんせい、かせい、もくせい、どせい、てんのうせい、かいおうせい。
「どせいのわっかは岩石や氷のつぶなんだって!!」
「かいおうせいはたいようから一番遠いからすごくさむいんだ」
一つずつ、親しみ深い惑星と触れ合っていく。
うちゅうってなに?
うちゅうってどんなところ?
うちゅうのなかのちきゅうってとくべつ?
ちきゅうってどんなほし??
最後は地球に戻ってきます。
「みずとみどりのうつくしいちきゅう」
うちゅうのこと、ちきゅうのこと、おひさま、おつきさま。
少し知ることで広がる世界。
そんなきっかけを作ってくれる絵本です。
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このガイドを書いた人
まねびBOOKS かすみ
中学生・小学生の二児の母。子どもが生まれるまでは教育業界に身を置いていたので、いまでも面白い教育本や学習マンガを探すのが趣味です。
まねしたい学習方法やおすすめの参考書を共有するマガジン「まねび茶屋」をnoteでねこさんと共同運営しています。