なんて素敵にジャパネスク

古文常識が楽しく理解できる!

この本にまつわるエピソード

今から30年以上前ですが、私の通っていた中学では、「コバルト文庫」という少女向けのライトノベルが流行っていて、なかでも、この『なんて素敵にジャパネスク』シリーズ(全10巻)は、とても人気がありました。

平安時代の貴族のお姫様が主人公で、幼なじみの婚約者(=有力貴族の息子)や、天皇の息子である東宮を中心に、貴族社会の様々な階級の人々が登場し、政治陰謀事件や恋愛話が描かれます。
主役の瑠璃姫は、平安時代のお姫様とは思えない、元気で、おてんばな16歳(初登場時)のお姫様です。明るいノリのラブコメディーで、ストーリー展開が早いので、先が気になり、当時夢中で読んでいました。

おすすめポイント

1、楽しいストーリーを追ううちに、自然と、平安時代の社会風俗(通い婚という結婚スタイル・天皇家の勢力争いの様子・宮中の行事や役職など)が理解できてしまいます。
※大学受験用の古文参考書『マドンナ古文常識217(合否を決める頻出用語集)』が手元にあるのですが、掲載内容の大半が理解できます。

2、古典への入門書としておすすめです。

私は、このシリーズをきっかけに平安文学に興味を持ち、この後、同じ氷室冴子さんの『ざ・ちぇんじ!新釈とりかえばや物語』→『現代語訳 とりかへばや物語』→『現代語訳 源氏物語』と読み進めていきました。

ブックガイドねこの採点(3段階評価)

コバルト文庫とティーンズハートの愛読度 ★★★
それ↑を、ここでカミングアウトする恥ずかしさ ★★★
80年代少女小説が今の小中学生にウケるのか非常に不安度  ★★★★★★★

※今新刊で買えるのは、【復刻版】の1巻と2巻のみです。その他の巻は、中古やKindleなら入手できます。

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