ちはやふる
競技かるたに挑戦してみたくなる!百人一首への入り口はこの漫画。
小学五年生の冬休みの宿題「百人一首に親しむ。覚えられる人は覚える。」
さて、どうする?
進んで勉強する気のない娘に対して、親ができることはこれ一択。
「ちはやふる」を目につくところに全巻並べておく。
こちらからは何も声をかけず、親が楽しそうに読む。
1日目はスルーされました。
2日目は私が読んでる巻をちらちら覗き見してきて、自分から本棚の「ちはやふる」を手にとるように。
そこまで来たらもう作戦は成功したようなもの。
読み始めるとストーリーに引き込まれてどんどん勝手に読み進めるでしょう。
競技かるたのルールに始まり、歌の意味も漫画の中に出てきます。
一冊400円と手頃な価格ですが、それでも47巻(完結は近いようですがまだ続いてます)となるとなかなかのお値段。
「百人一首に親しむ冬休み短期教室 90分 × 4日間」だったら、15,000円くらいまでなら出せるかな。それと同じくらいの学びが得られるかな。家族4人で読んだらひとり当たり…と頭の中で計算して大人買いしました。
子どもの学習目当てだけでなく、百人一首に青春をかける高校生の主人公たちの爽やかなストーリーを大人も楽しめて家族みんなで読める漫画です。

あわせて読んでみて!
「ちはやふる」で百人一首に興味がわいたら、100首が一冊にまとまった本が欲しくなると思います。歌を覚えるために、このどちらかの本をあわせて読んでみてはいかがでしょうか。
●100首を漫画でイメージして覚えたい人には
「ドラえもんのまんが百人一首」
百人一首の歌の意味、ことばの意味、作者の紹介、歌にちなんだドラえもんたちの短いマンガが載っていて、ひとつひとつの歌をイメージしやすくなります。
●百人一首を「決まり字」とセットで覚えたい人には
「競技かるたで勝つ!百人一首教室」
マンガパートでは競技かるたのルールやテクニックを、解説パートでは百人一首の歌の意味にくわえてそれぞれの歌の「決まり字」が載っています。

『たんけん!本のまち』の公式Twitterやnoteをぜひフォローしてください!更新情報をお届けします。