あらかわ・すみだがわ (日本の川)

あらすじ・感想・おすすめポイント

『たんけん!本のまち』とは

子育て中の親たちが、新しい本との出会いにつながるような特集や、おすすめしたい子どもの本の感想をご紹介しています。

あらかわ・すみだがわ(日本の川)

作: 村松 昭
出版社: 偕成社

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絵地図が楽しくて飽きずに見ていられる

『あらかわ・すみだがわ』は、鳥瞰絵地図師・村松昭さんの「日本の川」シリーズの1冊です。
かこさとしさんの名作『かわ』の現代版という感じで、川の上流から下流までの自然の変化と人間の暮らしが丁寧に描きこまれています。

『かわ』と大きく違う点は、実際の地名・観光地・電車の路線と駅名・各地に生息する鳥と植物が細かく描かれていることです。

小4次男

葛西臨海公園もお台場も載ってる!

ねこ

前に行った秩父のキャンプ場と、そのときに見た秩父鉄道の機関車(SL)も!

小4次男

授業で習った荒川放水路(洪水対策)と岩淵水門(荒川と隅田川の分岐点)、中川船番所(川の関所)も出てるよ

ねこ

学校で勉強したことや、自分が行ったことのある場所・乗った電車が出てると嬉しいよね

こんな人におすすめ

地図好き・電車好き・鳥や植物好きの人

・小学3・4年生で、学校で川の勉強をしているお子さん

※この「日本の川」シリーズには、『多摩川』『淀川』『千曲川・信濃川』『石狩川』『筑後川』『吉野川』もあります。
ご自分の地域の川の本がある方は、ぜひご覧ください。

ブックガイドねこの採点(3段階評価)

長年東京に住みながら、荒川と隅田川の関係を初めて理解した感動 ★★★
元神奈川県民として、子供の頃メダカをとって遊んだ『たまがわ』も気になる度 ★★★
『かわ』と2冊セットで読んでほしい度 ★★★★★

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このガイドを書いた人

まねびBOOKS ねこ

中学生・小学生の二児の母。子どもの絵本や児童書、参考書を読むのが好きです。こたつで丸くなり、本を読みながら寝るのが幸せ。
まねしたい学習方法やおすすめの参考書を共有するマガジン「まねび茶屋」をnoteでかすみさんと共同運営しています。