想像好きでマイペースな小学生女子の本棚

「たんけん!本のまち」とは

子育て中の親たちが、新しい本との出会いにつながるような特集や、おすすめしたい子どもの本の感想をご紹介しています

〇〇に夢中なこどもの本棚

子どもたち一人ひとりの『好き』の形が違うように、それぞれの本棚にも子どもが夢中になったものの歴史が表れると思いませんか?

メンバーシップ“ファミリーライブラリー”のメンバーの皆さんと noteで記事を執筆されている皆さんのご協力のもと、いろんなお子さんの『夢中が詰まったこどもの本棚』を集めました。

想像好きでマイペースな小学生女子の本棚

はじめに 〜こんな子です〜

娘は幼少期からとてもマイペース。
(サッと行動しないので、親の私はじれったいことがしばしばでした)
手先が器用で折り紙や工作が好き、そしておしゃべり大好き。

園でつくる作品は時間内に仕上がらず、園の壁には娘の作品だけ無くて。
行事も終わってもうすっかり忘れた頃に、渾身の作品を先生から渡されることがよくありました。

◇◇◇◆◆◆

そんな娘は、女子がハマりそうなものの王道を通ってきました。
メルちゃん、アクアビーズ、アイロンビーズ、LaQにLEGO、子ども用ミシンやネイル。
ディズニープリンセス、アイカツ、プリキュア、銭天堂、鬼滅、すみっコ。
今はスヌーピーが大好き。

今は11歳、小学6年生。
では そんな娘の本棚をのぞいてみます。

4〜6歳ごろ

めいさくだいすき

娘が最初に本屋で選んでハマったのがこのシリーズ。

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ドキドキときめき おんなのこの めいさくだいすき

著:ささき あり
出版社:西東社

「ドキドキときめき」「キラキラかんどう」「ウキウキたのしい」「ワクワクゆめみる」の4つがありオールカラー。
表紙をめくると、中もすごくカラフルで、絵がとにかくかわいいのです。
知らない世界が開けるようなワクワク感。
こりゃあ女子がキュンキュンしちゃうよね。

掲載されているお話は、世界の有名な物語はもちろん、マザー・テレサやナイチンゲール、ココ・シャネルなどの女性の伝記もあります。

本自体が宝箱のようにかわいくて、旅行でも帰省でも持って行く、娘の大のお気に入りでした。
今日はどの本のどのお話にしようか、夢見る女子の顔で選んでいたのが懐かしい。

小学生低学年ごろ

ふたりはともだち

「めいさくだいすき」が落ち着いてきたころ、読み始めたのは「かえるくんとがまくん」シリーズ。

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ふたりはともだち

著:アーノルド・ローベル  
翻訳:三木 卓
出版社:文化出版局

こちらもシリーズで、「ふたりはともだち」「ふたりはいつも」「ふたりはきょうも」「ふたりはいっしょ」の4冊を持っていました。

この頃はまだ私が読み聞かせをしていて、寝る前に二人でクククっと笑っていたなぁ。

特に好きだったのは「ふたりはいっしょ」に載っている「クッキー」というお話。
かえるくんとがまくんが美味しいクッキーを食べるのをやめれなくなって、クッキーをがまんする「いしりょく」が必要だと、クッキーを箱に入れてみたり、高い場所に上げてみたり。
ふたりのやりとりも最後のオチも、たまらない〜。

今日、久しぶりに娘と読み返しました。いい時間。
やっぱりクククっとなっちゃう🤣

小学生中学年ごろ

ことわざ大百科

小学3年生ごろ、娘が本屋で一目惚れしたのは、以前にnoteでも紹介したこの学習マンガ。

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ことわざ大百科

監修:深谷 圭助 
出版社:成美堂出版

もうこれは学園生活(イケメン男子)に憧れる女子心をグッと掴んだストーリーですね。
「めいさくだいすき」にハマった女の子が次にハマるやつです。
うん、わかるよ。私も女子だったから。

その頃の娘はちょうど中間反抗期で私には生意気ばかりで。
そんな娘がちょっと照れながら
「コイアイっていいよね〜」と言っているのが、どうしようもなくかわいかったなぁ。
(恋愛を間違ってコイアイと言っていた)

こちらもシリーズで、「ことわざ大百科」「四字熟語大百科」「慣用句大百科」「ことば大百科」と順に揃えていきました。
ストーリーが面白いので、女心を知りたい男子にもいいかも。

星のカービィ

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星のカービィ メタナイトと黄泉の騎士

著:高瀬 美恵
イラスト:苅野 タウ , ぽと 
出版社:KADOKAWA

星のカービィシリーズは、友達の子どもがハマっていると聞いて、1冊買ってみたら、娘もどハマりして全巻読破(十数巻出ています)。その後も新作が出るたびに買って読んでいました。

もう次が読みたくて止まらない!といった感じで、娘が読書の楽しさを知ったシリーズといっていいかもしれません。
この小説を読むと、もれなくメタナイトが好きになるようです。

漫画では、この頃から親子で「ちはやふる」を読んでいました♪

【小学生高学年ごろ】

中学受験塾が忙しくなり、読書の時間はだいぶ減っています。
今はいよいよ受験生で、勉強の息抜きには動画やテレビを見てごろんとしていることが多いですね。

ちょっと前では、大人気の「銭天堂」シリーズや、銭天堂の作者が書いている小説「十年屋」シリーズが面白かったとのこと。

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十年屋 時の魔法はいかがでしょう?

著:廣嶋 玲子 
イラスト:佐竹 美保
出版社:静山社

保健室経由、かねやま本館。

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講談社
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保健室経由、かねやま本館。

著:松素めぐり 
イラスト:おとないちあき 
出版社:講談社

「すごく面白いから、ママも読んだ方がいいよ」
そう言われていたのに、私はまだ読んでいない。。
なので詳しいことは書けないのですが、すごく癒される本なんだと娘は言っていました。

中学校の保健室の隣にある謎の「第二保健室」。そこからストーリーが広がっていくみたい。面白そう。やっぱり私も読もう。

振り返ってみて

この企画の参加者の記事を読みながら、みんな好きなものがトガっていて(男の子だから?)、「面白い!」と思いました。

うちの娘の本棚はマニアックなものはなくて、いかにも小学生女子が好きそうな本ばかりになっています。

いつでも想像の世界に飛んでいけるマイペースで夢見がちな11歳の娘の読書遍歴でした。
もし「同じ本が好きだったよー」という方がいたら、コメントもらえたら嬉しいです♪

この記事を書いた人

笹原ゆう

ゆるりと日常を綴ります。2児の母(11歳&4歳) 珈琲、読書、旅行、お寿司、インテリアが好き。 最近は美術館巡りにハマってます。 「たんけん!本のまち」絵本ガイド。

■note  https://note.com/honeymustard/n/n469f339184a8 より転載しています。

この特集は、noteメンバーシップ『ファミリーライブラリー』3周年の特別企画です。

メンバーシップ『ファミリーライブラリー』

『たんけん!本のまち』では、noteメンバーシップの制度を利用して、“子ども本の情報交換“や“子育て中ならではの雑談”を気軽に楽しむことで、子育て家庭 と 家族みんなの本棚(ファミリーライブラリー)が もっと身近になる コミュニティを運営しています。

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