ミライの授業
「たんけん!本のまち」とは
子育て中の親たちが、新しい本との出会いにつながるような特集や、おすすめしたい子どもの本の感想をご紹介しています
あらすじ・感想・おすすめポイント
ミライの授業
著:瀧本 哲史
出版社:講談社
未来の住人である子どもたちに届けられた本です
「なんで勉強をしなきゃいけないんだろう」
「理科や数学なんて、将来何の役に立つんだろう」
思春期になるとそんな疑問を持ち始めるようになります。
「AIに仕事を奪われる未来なんて嫌だ、こわい」
「夢や希望なんて持てる時代じゃない」
溢れ返す情報の中でこんな不安を持つようになることもあるでしょう。
そんな時には読んでほしい本のご紹介です。
世界を変革した19人の偉人を通して、未来をつくる子どもたちにメッセージが送られている。
おすすめのワケ
もちろん1ページ目から読み始めてもいいのですが、もし読書が苦手なお子さんは興味のある人物の部分だけ読んでみてください。この本は、それだけでも十分読み応えがあります。
本って丸々1冊読まないといけないと思い込んでいる人が多いのですが、決してそんなことはありません。読みたい場所から読んでみる、そうすると「本を読む」ことが楽になるんです。
やった!じゃ、俺『中学1年生で起業を考えたビル・ゲイツから』読んでみるわ
そういって中1の息子は、学校の朝読書の時間を利用してこの本を読破しました。最初は読みやすいところを拾いながら読んでいたのですが、最終的に全部読み直したそうです。
一番印象的だった話がどれかと聞くと、「『この天才・森鴎外に挑んだ男てやつだね。論より証拠って話。目の前の事実のが大事だろって言っててさ。俺もそう思うわ。」と教えてくれました。
本の中の偉人が歩んだ道をたどることで、もしかしたらあなたの未来に変革が起きるかもしれません。
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このガイドを書いた人
まねびBOOKS かすみ
中学生・小学生の二児の母。子どもが生まれるまでは教育業界に身を置いていたので、いまでも面白い教育本や学習マンガを探すのが趣味です。
まねしたい学習方法やおすすめの参考書を共有するマガジン「まねび茶屋」をnoteでねこさんと共同運営しています。