恐竜が大好きな子供の本棚
「たんけん!本のまち」とは
子育て中の親たちが、新しい本との出会いにつながるような特集や、おすすめしたい子どもの本の感想をご紹介しています
〇〇に夢中なこどもの本棚
子どもたち一人ひとりの『好き』の形が違うように、それぞれの本棚にも子どもが夢中になったものの歴史が表れると思いませんか?
メンバーシップ“ファミリーライブラリー”のメンバーの皆さんと noteで記事を執筆されている皆さんのご協力のもと、いろんなお子さんの『夢中が詰まったこどもの本棚』を集めました。
- 興味の歴史が見える!元素に夢中なこどもの本棚(ミーミー)
- パパ経営者から学んだ『コンサル的絵本読み聞かせ術』(tetoteミウラ -コミュニケーションを考える人-)
- 本好きの息子は宇宙に夢中(おおやまはじめ)
- 数字に夢中なこどもの本棚(村山幸)
- 「生き物」に夢中な5歳の子どもの本棚を紹介するよ〜〜〜!(猪狩はな|教育ライター)
- 今の「好き」に至るまでの読書変遷(かわせみ かせみ)
- 想像好きでマイペースな小学生女子の本棚(笹原ゆう)
- 電車に夢中なこどもの本棚(suzu |すず)
- 恐竜が大好きな子供の本棚(くま)
- 「重松清」に夢中なこどもの本棚(茉叶💫Makana)
- 陸上に夢中な小学生女子の本棚(茉叶💫Makana)
- 外遊びと強い生きものが好きな息子の本棚(きいす)
恐竜が大好きな子供の本棚
こんな子ですよ
息子は今年で小学6年生。この前、12歳になりました。
性格的には、やさしくておっとりした子です。
あとはめちゃくちゃマイペース!
自分の好きなルーティンをずっと続けていたい人です。(好きな食べ物とか好きな服装とか好きな習慣をずっとやり続けたいタイプ)
なんでも新しいものにチャレンジする娘と違って、同じことを繰り返すことで、自分の安心を作りたい人なんだなと思っています。
まわりの人が自分の言動で笑ってくれることが好きです。滑り芸が多く、家族には完全にスルーされていることもしばしばありますが(ひどい)めげずにおかしな言動を繰り返しています。
(最近のブームは小梅太夫さんのモノマネと、サザエさんのアナゴさんの声でルパンのセリフのモノマネをすることです←たぶん読んでいて全然意味がわからないと思うのですが、細かいことは気にしないでください)
動物、昆虫、恐竜大好きです。
3歳の甥っ子のお世話をするのが最近のブーム。
得意なのは粘土遊び。
リズム感がよくて、歌を歌ったりモノマネするのが好きです。
1人遊びが苦にならない人ですが、みんなといると恐竜のことを伝えたくて仕方ない素振りがすさまじい時期もありました。(今は昔よりも少しずつおさえられるようになってきている、かな?)
【0歳から2歳くらいまで】
この頃は自分で選んで読むというよりも、完全に私が読み聞かせていた時期でした。
なので、その中から反応がよかったものを紹介します。
いないいないばあ
いないいないばあ (松谷みよ子 あかちゃんの本)
著:松谷 みよ子
イラスト:瀬川 康男
出版社:童心社
これ、赤ちゃんの頃めっちゃ読んだなぁ!って記憶があります。ばあ!って緩急がある感じが子供の興味を惹きつけるんですよね。やっぱり当初からリズミカルな本が好きだったなぁ。
もこ もこもこ (ぽっぽライブラリ みるみる絵本)
著:谷川 俊太郎
イラスト:元永 定正
出版社:文研出版
これも王道の本だと思うのですが、こういう擬音の繰り返しが子供は心地よいんですかね。
この本、ずっと擬音ばかりで構成されていますが、私もどんなイントネーションや速度や声色で読むのか…毎回試行錯誤してる感じが自分で楽しかったです。
だるまさんが
著:かがくい ひろし
出版社:ブロンズ新社
これは娘も好きでしたが、息子も大好きでした。毎回げらげらっと笑ったり、わくわくした表情で聞いてくれていた記憶があります。かがくいひろしさんの本は他にも全部持っていて、我が家の鉄板絵本でしたね。
はらぺこあおむし
はらぺこあおむし
著:エリック=カール
翻訳:もり ひさし
出版社:偕成社
めちゃくちゃ王道!なのですが、この頃からおそらく昆虫は好きだったんだと思います。道端の虫が気になるタイプで、よくお散歩などで歩いていても頻回に立ち止まって虫をさわったり観察していました。
あと、しかけ絵本ってわくわくしますよね。絵本に穴が空いててよくそこに息子は指をつっこんだりしてました。
【2歳から6歳くらいまで】
就学前の本棚を紹介していきます。
キャベツくん
キャベツくん (ぽっぽライブラリ みるみる絵本)
著 , イラスト:長 新太
出版社:文研出版
長新太さんと
五味太郎さんは
我が家にとってはかかせない絵本でして
この本たちはその一部ですが、めちゃくちゃお世話になりました。息子も娘も大好きだったなぁ。本はお気に入りのものは買ったり、あと童話館という絵本の配本サービスを小学生頃まで利用していました。
きんぎょが にげた (幼児絵本シリーズ)
著:五味 太郎
出版社:福音館書店
図書館にもよく行きました。
子供用の小さなカゴに好きな絵本を入れてねーって2人を好きにさせておくと、カゴいっぱいに本を入れて戻ってくる姿が、親としては非常に微笑ましかったです。
(図書館のかりる本の冊数が決まっていたので、そこから3人の話し合いにより本日かりる本を決めていました。2人は各4冊、私は2冊ルールだった。)
息子はこの頃から
トミカ!
プラレールブーム!
ということで
急激に乗り物大好きっ子になりました。
思い起こせば、2歳くらいから踏切が好きで、踏切で電車待ちをして通り過ぎると「カンカンした!」と興奮したりしてました。
あとは緊急車両が割と好きでした。
街中で消防車や救急車、パトカーを見ると「うーうーうー!」と息子も声でサイレンを鳴らし始めます。
トミカ じどうしゃ大図鑑
トミカ じどうしゃ大図鑑 (こども写真ひゃっか)
監修:タカラトミー
出版社:永岡書店
こういうトミカの絵本シリーズをどこに出かけるにも私は持ち歩いていました。特に小さなおでかけ用の本に大変お世話になりました。絵本の素材も厚めのページで頑丈な作りでした。
絵本を見せると「これは〇〇車!」と説明が全てに入りまして、一巡すると、最初からまた一巡してきます
(エンドレスループ)
(親はあきるものです)
(そして少しずつ乗り物に詳しくなる)
娘がはまった
アンパンマンとか
ヨシタケシンスケさんとか
あと男の子だから
戦隊モノとか
そういうのは一切はまりませんでした。
ディズニーはカーズとプレーンズが好きで
絵本も買った気がします。
そしてこのあと、恐竜好きになっていく片鱗としてトランスフォーマーというアニメの「グリムロック」という恐竜のキャラクターが好きになったのもこの頃だということと
おまえうまそうだな
おまえ うまそうだな (絵本の時間 23)
著, イラスト:宮西 達也
出版社:ポプラ社
「おまえうまそうだな」というアニメ映画と絵本が好きだったことを付け加えておきます。
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【6歳から12歳まで】
小学生に入ってからは恐竜にはまりました。
あれだけ乗り物乗り物言ってたのですが、全く言わなくなり寝ても覚めても恐竜のことばかりです。
DVD付 新版 恐竜 (小学館の図鑑 NEO)
著 , 監修:冨田 幸光
出版社:小学館
絵本より図鑑を見る時間の方が長くなりました。
小学校に上がって校内の図書館を利用できるようになったり学童の中の本も読めたりして、家にあるものだけではない図鑑を眺める時間が増えたのもきっと嬉しかったと思います。
「もしも?」の図鑑 恐竜の飼い方
「もしも?」の図鑑 恐竜の飼い方
著:土屋 健
監修:群馬県立自然史博物館
出版社:実業之日本社
恐竜最強王図鑑
監修:實吉達郎
出版社:学研プラス
このあたりはみんな持ってますね。
この最強王シリーズは恐竜だけでなくて色々持ってた気がします。
異種最強王図鑑 (最強王図鑑シリーズ)
監修:實吉達郎
イラスト:なんばきび
出版社:学研プラス
あと大百科シリーズもけっこうある。
大迫力! 世界の危険生物大百科
大迫力! 世界の危険生物大百科
監修:加藤英明
出版社:西東社
大迫力!世界の都市伝説大百科
監修:朝里樹
出版社:西東社
都市伝説とかにはまってもいましたね。
そして恐竜からゴジラにも移行して、ゴジラも大好きになりました。
決定版 ゴジラ 大怪獣 パーフェクト超百科
決定版 ゴジラ 大怪獣 パーフェクト超百科 (テレビマガジンデラックス)
編集:講談社
監修:東宝
出版社:講談社
あまり物語性のある本は娘と比べると読まなかったのですが、かいけつゾロリの本だけは好きで低学年の頃は読んでいた気がします。
かいけつゾロリの大きょうりゅう
著・イラスト:原 ゆたか
出版社:ポプラ社
粘土にもはまって、粘土で動物や恐竜を形作ることに集中してました。
字が上手くなかったり手先が不器用な子なのですが、細かい作業を嫌がらずに率先して取り組んでいたので「いいことだなぁ」と思いながら眺めていました。
以上、息子の本棚の変化と、その時好きだったもの、夢中だったものについて、ご紹介させて頂きました。
思った通り、内容がすごく偏っていて、好きなものはずっと追求するスタイルの息子の性格があらわれているなと感じました。
他のnoterさんのお子さんの本棚のご紹介も見ていてとても楽しいものだったので、ぜひのぞいてみてください。
書いていてとても懐かしい気持ちになりました。
この記事を書いた人
くま
好きなものや好きなこと、気になったことを気ままに書いています。2人の子どもがいます。基本的には横に寝そべっていたいタイプです。音楽や映画にまつわる事は気になってしまいます。
■note https://note.com/kuma_san_note/n/n4a9164fbe1b4 より転載しています。
この特集は、noteメンバーシップ『ファミリーライブラリー』3周年の特別企画です。
メンバーシップ『ファミリーライブラリー』
『たんけん!本のまち』では、noteメンバーシップの制度を利用して、“子ども本の情報交換“や“子育て中ならではの雑談”を気軽に楽しむことで、子育て家庭 と 家族みんなの本棚(ファミリーライブラリー)が もっと身近になる コミュニティを運営しています。
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